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補聴器を長持ちさせるお手入れ方法
2022.05.27 お知らせ
気温や湿度が上がるこれからの季節。皮脂や汚れが付着しやすくなり、汗や湿気で補聴器の故障が増えてしまいます。 補聴器を長持ちさせるためには、毎日のケアが大切です。基本的な補聴器のお手入れ方法と注意事項をご紹介します。
補聴器が濡れないよう注意しましょう
精密機器である補聴器は、汗や水に非常に弱いところがあります。
防水タイプの補聴器でも雨や汗で濡らしてしまったり、濡れたままの手で触ったりすることは避けましょう。
もし濡れてしまった場合は、電池を外して乾いた布やタオルでなるべく早く拭いてください。その後、乾燥ケースに入れて、専門店にお持ちください。使い終わったら拭きましょう
毎日つかっていると、汗や皮脂、化粧品や整髪料など補聴器には意外と汚れが付いています。
補聴器を使い終わった後は、本体や耳栓部分などティッシュや眼鏡拭きなど乾いた布で優しく汚れを拭ってください。また、補聴器を扱うときは、うっかり落としてしまわないよう座った状態で布等の上で行うようにしましょう。耳垢の掃除も行いましょう
音口(レシーバー)部分はホコリや耳垢が溜まりやすく、この部分に汚れが溜まると音が聞こえづらくなくなってしまいます。
音口の耳垢は、綿棒や専用ブラシなどを使って取り除きましょう。その際、汚れが補聴器の中に入らないように音口を下に向けた状態でやさしく左右にブラッシングするのがポイントです。耳垢ガード(ワックスガード)の交換も定期的行うようにしましょう。
湿気にも注意しましょう
補聴器は湿気によっても故障してしまう事があります。
湿気の多い洗面所などに置いたままにせず、使い終わった後は必ず電池を外して乾燥ケースに入れるようにしましょう。乾燥剤入りの乾燥容器を使う際は、乾燥剤のチェックを忘れずにしてください。
乾燥剤の色が変わったり、固くなってしまったりと変化は様々ですが、だいたい3ヶ月程度で交換するようにしましょう。定期的に補聴器専門店で掃除・点検をするようにしましょう
毎日きちんとケアしていても、1ヶ月に1回程度は補聴器専門店で掃除や点検をしてもらうことも大切です。
専用の機械を使ったクリーニングやチェックも行えるので、外出したついでの時や電池を買うときにでも行うようにしましょう。また、2年に1回程度オーバーホールをして補聴器内の汚れやサビを取り除くこともおすすめです。
補聴器の寿命はお手入れや扱い方、管理方法によってずいぶん違ってきます。
こまめなお手入れと適切な保管で、補聴器を少しでも長く快適に使いましょう。